注目の自動車ニュース

スバルxトヨタの電動SUV、車名は「エヴォルティス」か…2021年10月デビューの噂

  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《写真 トヨタ自動車、スバル》
  • 《撮影:中尾真二》

スバルとトヨタが共同開発を進めているクロスオーバーSUVタイプの電気自動車(EV)に関する情報を、スクープサイト「Spyder7」が入手した。そのスバル版となるモデルの予想CGが届いた。

スバルは2019年6月、トヨタと中・大型乗用車向けEV専用プラットフォーム、およびCセグメントのSUVタイプのEVを共同開発することに合意したと発表。また2020年1月20日に開催された「SUBARU技術ミーティング」にて、「EVデザインスタディ」を世界初公開している。これがトヨタと共同開発する電動クロスオーバーSUVのスバル版コンセプトと言えるものだ。

市販型では、新開発の次世代EVパワートレインの搭載が予想され、最高出力は290ps以上、4WDが標準装備されると思われる。また大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、航続は500kmをめどに開発が進んでいる模様だ。

安全装備では、AI採用の「新世代アイサイト」を搭載、「レーン変更支援」、「カーブ予測自動減速」、「渋滞ハンズオフ」「ステアリング操作アシスト」「360度センシング」など高度な技術が見込まれる。

エクステリアは、コンセプトカーをよりアグレッシブにしたデザインが予想される。フロントはヘキサゴングリルを大型化し、太いグリルバーで先進感を演出。ヘッドライトはバンパーまで伸びた大胆なLEDを配置し、スバルの新しい顔を作る。またサイドはコンセプトカーのデザインを継承しながらも、リア、センターにキャラクターラインを入れ、躍動感あふれるデザインに仕上げられる可能性があるようだ。

気になる車名だが、スバルは2018年に米国にて『エヴォルティス』(EVOLTIS)のネーミングを商標登録しており、これが有力候補の1つだと思われる。ワールドプレミアは、2021年10月と予想される。