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対歩行者の衝突被害軽減ブレーキの性能認定を導入 後付けペダル踏み間違い装置の認定制度創設
国土交通省は、高齢運転者による交通事故防止対策の一環として新車の性能認定制度を拡充し、対歩行者衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い急発進抑制装置の性能認定を導入する(3月31日発表)。同時に後付のペダル踏み間違い急発進抑制装置の性能認定制度を創設する。
国土交通省では昨年6月に政府がとりまとめた「未就学児等及び高齢運転者の交通安全緊急対策」を受けて、交通安全緊急対策についての車両安全対策の措置方針をまとめた。これを踏まえて、新車の性能認定制度を拡充し、対歩行者の衝突被害軽減ブレーキとペダル踏み間違い急発進抑制装置の性能認定を導入する。対象は乗用車と軽貨物車。
衝突被害軽減ブレーキの認定の基準は、横断する歩行者、先行する自動車に対する制動性能及び警報の作動に関する要件を満たすこととする。ペダル踏み間違い急発進抑制装置(障害物検知機能付/検知機能なし)の認定の基準は、ペダル踏み間違いによる発進時の加速抑制性能、警報の作動に関する要件を満たすこととする。
また、既販車に取り付ける後付ペダル踏み間違い急発進抑制装置の性能認定制度では、ペダル踏み間違いによる発進時の加速抑制性能、警報の作動に関する要件に加え、装置の機能要件、ユーザーへの説明、装置取付に係る体制に関する要件を満たすこととする。