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アウディ A6とA7スポーツバック に2リットルディーゼルを追加 マイルドHV搭載

  • 《画像:アウディジャパン》
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アウディジャパンは、『A6/A6アバント』と『A7スポーツバック』に2.0リットル直噴ディーゼルターボエンジン(TDI)を搭載する新グレード「40 TDIクワトロ」を追加し、4月2日より発売する。

アウディのアッパーミドルレンジを担うA6は2019年3月、A7スポーツバックは2018年9月、3リットルV6直噴ガソリンターボ搭載グレードから日本導入を開始。今年1月に発表した2.0リットルTFSIグレードに続き、新開発2.0リットルTDIエンジンを搭載する「A6 40 TDI クワトロ」、「A7スポーツバック 40 TDI クワトロ」が加わる。最新の排ガス基準に適合したTDIエンジン(EA288 evo型)は、最大出力204ps、最大トルク400Nmを発生し、12Vマイルドハイブリッドシステムと協働することで、余裕ある加速感や快適性、環境性能を両立する。

12Vマイルドハイブリッドシステムは従来の電装系用バッテリーに加えて、リチウムイオンバッテリーも搭載。この2つ目のバッテリーの助けによって、55~160km/hの範囲でエンジンをオフにしたコースティング走行、また22km/h以下でのアイドリングストップを実現するほか、5秒間のエンジンアシスト(最大2kW、60Nm)を行う。大型のBAS(ベルト オルタネーター スターター)のため、エンジン停止・再始動はスムーズ。緻密な回生と効率アシストは、3%(欧州計測値)の省燃費効果をもたらす。

TDIエンジンは、アルミ製シリンダーブロック、アルミ製ピストンなどで軽量化。2200barの燃料噴射圧を持ち、新開発の8穴ソレノイドインジェクターが正確な噴射コントロールを実現。状況に応じて1行程あたり合計5~8回の噴射を行うことで、高い環境性能や低振動、静粛性などを獲得している。排ガス処理は2チャンネルEGRのほか、アンモニア酸化触媒、パティキュレートフィルター、尿素噴射SCRで構成。あらゆる温度条件で効率的なエミッションコントロールを行なうべく連携作動する。

ドライブトレーンは、最新のTDIエンジンに12Vマイルドハイブリッドシステムを装備し、さらに7速Sトロニック、AWDクラッチを使用する高効率なクワトロシステムと組み合わせることで、環境性能と運動性能のバランスを実現している。

TDIモデルの価格はA6が745万円から、A6アバントが781万円から、A7スポーツバックが812万円。