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ジャガー最強のSUV『F-PACE SVR』初の大幅改良へ…BMW製エンジン搭載で年内にも登場か
ジャガーは現在、フラッグシップ・クロスオーバーSUV『F-PACE』の改良新型を開発している。今回は、その高性能モデルとなる『F-PACE SVR』プロトタイプをカメラが捉えた。
ベースとなるF-PACEは2016年に初代である現行モデルが発売、その2年後の2018年に「SVR」が発売されている。改良新型でも引き続き、同社のチューニング部門「SVO」(スペシャル・ビークル・オペレーション)が手がける。
ベルトラインから下をカモフラージュしたプロトタイプは、より大型のコーナーエアインテーク、21インチホイール、レッドブレーキキャリパー、クワッドエキゾーストパイプを装着。最終デザインは隠されているが、ヘッドライト、グリル、テールライトの再設計がなされるだろう。
キャビン内では、アナログ・インストルメントクラスタをデジタルクラスタへ変更、Apple CarPlayとAndroid Autoを標準装備するほか、無線によるソフトウェアアップデートも行われる。
パワートレインは、5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーが、BMW製4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンに置き換えられる可能性があるという。その場合、最高出力は550psから570psへ、最大トルクは680Nmから700Nmまでパワーアップすると予想される。
F-PACE SVR 改良新型のワールドプレミアは、最速で2020年内となる。