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BMW初の4ドア電動クーペ『i4』、デビュー直前スクープ!コックピットを激写

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BMWは新型電動クーペ『i4』を3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアすることを正式発表。ひと足先に最終プロトタイプの姿と、そのコックピットを撮影することに成功した。

i4は、BMWの電動車ブランドである「i」ブランド初の4ドアクーペ(BMW的には「グランクーペ」)で、スポーティかつラグジュアリーなエクステリアデザインを特徴としている。

そのインテリアは2019年5月にもスクープしたが、当時は『3シリーズ』のダミーを使用しており、最終デザインではなかった。今回捉えたコックピットには、電動SUV『iX5』同様のインフォテイメントスクリーンと長方形のデジタルインストルメントパネルが確認できた。

ダッシュボードの残りの部分は3シリーズに似ているが、センターベントの下のコントロールボタンは下部へ移動されているようだ。またマルチファンションステアリングホイールは、3本スポークのデザインとコントローラーをそなえた『X3 M Competition』や『X4 M Competition』など、BMWの最新モデルと共有している。

エクステリアは、発表直前にもかかわらず厳重だ。しかし、スノーチェーンが後輪のみに装着されていることから後輪駆動であることがわかるほか、新デザインのLEDデイタイムランニングライト、波打つテールライトの一部、そしてラグジュアリーなクーペシルエットが見てとれる。

i4は「CLAR」モジュラープラットフォームを採用、『i4 60 sDrive』及び『i4 80 sDrive』の2つの後輪駆動バージョンをラインアップするほか、『i4 80 xDrive』のバッジを付けるAWDモデルも設定される予定だ。

バッテリーパックは60kWh、80kWhの2つを用意、80kWhのバッテリーはWLTPモードで373マイル(600km)の航続距離を実現。150kW急速充電では約35分で80%の充電を完了、6分間で約62マイル(約100km)分を充電できる。最高出力は530ps、0-100km/h加速は約4秒、最高速度は200km/hのパフォーマンスと予想されている。