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VW ポロGTI のラリーレーサー、10月実戦デビューへ…第一号車を引き渡し
フォルクスワーゲンは9月5日、新型『ポロGTI』ベースのラリーマシン、『ポロGTI R5』(Volkswagen Polo GTI R5)の第一号車を顧客に引き渡した、と発表した。
同車は、WRC(世界ラリー選手権)において、4度タイトルを獲得した「ポロR WRC」のノウハウを導入して開発。フォルクスワーゲンはWRCのトップカテゴリーにおけるワークス参戦からは撤退しているが、WRCを含む「R5」カテゴリーのラリーに参戦する顧客をサポートする目的で、ポロGTI R5を開発した。
R5カテゴリーは、排気量が1.6リットルの4気筒エンジンを搭載。車両の最低重量は1230kgとし、駆動方式には4WDが認められている。
ポロGTI R5は直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力は272ps、最大トルクは40.8kgmを引き出す。トランスミッションは5速シーケンシャル。車両重量は1320kgで、0~100km/h加速4.1秒の性能を発揮する。
フォルクスワーゲンは今回、ポロGTI R5の第一号車を顧客に引き渡し。10月にスペインで開催されるWRCイベントにおいて、実戦デビューを果たす予定、としている。