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電動SUVの発表相次ぐ、BMWは「iX3」で勝負! 市販モデルの「顔」をスクープ
BMW初となる電動クロスオーバーSUV『iX3』プロトタイプを、初めてカメラが捉えた。ウィンターテストの段階では『X3』のボディを使用したテスト車両だった。今回の車両が市販モデルとなる。
iX3はSUVのX3をベースとしたEVモデルで、4月の北京モーターショーにてコンセプトモデルが公開。今回のスクープ写真から、市販型ではX3とは異なる独自のフロントマスクとなることが判明した。
キドニーグリルや、バンパーのコーナーエアインテークは完全にカバーされ、ディテールは不明だ。しかしながらその形状からもコンセプトモデルから意匠を得たデザインとなる可能性がある。またEVのため、エキゾーストパイプのないリアバンパーも特徴となっている。
パワーユニットには、容量70kWhのバッテリーを搭載し、最高出力270psを発揮、航続距離は400kmに達する。150Vの急速充電器により、約30分でフル充電が完了する。キャビンは撮影出来なかったが、EV特有のインフォテイメントディスプレイが期待出来るとレポートされている。
アウディ『e-tron』やメルセデス『EQC』、ジャガー『I-PACE』など、各社から電動SUVの発表が相次いでいる。iX3は、これらをライバルに定め、2019年年内、あるいは2020年に正式デビューとなりそうだ。