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巨大グリルで存在感アップ! メルセデス GLEクーペ、次期型がニュル爆走
メルセデスベンツの中型クーペSUV『GLEクーペ』の次期型プロトタイプを、ニュルブルクリンクのグリーンヘルでカメラが捉えた。
ライバルのBMWは、約10年前に『X6』を発売。クーペSUV市場を牽引しており、現在は第3世代の開発が進んでいる。それに対抗するかのようにメルセデスは、第2世代GLEクーペを投入する。
ニュルで捉えたプロトタイプは、ボディをリフトアップ。ブーメラン型LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、ワイドで巨大な新グリル、薄型テールライト、サイドまで回り込む大型ダックテールが確認出来る。
また、AピラーからDピラーにかけてはより傾斜が強くなり、ベルトラインもリアへ向かって高くとられているのがわかる。従来モデルと比べ、かなりスポーティーなエクステリアとなりそうだ。
パワートレインは、最高出力286ps、最大トルク600Nmを発揮する3リットル直列6気筒ディーゼル、及び最高出力340ps、最大トルク700Nmのディーゼルや、最高出力367psを発揮する3リットル直列6気筒ガソリンエンジンなどのラインアップが予想される。
最大の注目は『CLS450』から流用される、新開発の3リットル直列6気筒エンジン+ISG(インテグレーテッド・スターター・モーター)で、最高出力370psに22psの「EQ Boost」機能がアシストする。
高性能モデル『AMG GLE63』には、最高出力571psを発揮する4リットルV型8気筒エンジンを搭載。ハイエンドモデル『AMG GLE63 S』は最高出力612psまで高められると予想される。
次期型GLEのワールドプレミアは、早ければ2018年内、遅れれば2019年初頭が有力。だが、10月のパリモーターショーでサプライズがあるかも知れないという。その派生モデルとなるGLEクーペは2019年内となりそうだ。