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VW『Tクロス』、開発にAR導入…新開発オーディオの性能をバーチャル確認

フォルクスワーゲンは8月30日、2018年秋に発表予定の新型SUV『Tクロス』(Volkswagen T-Cross)に関して、内外装のティザースケッチを公開した。

Tクロスは2016年春に発表されたコンセプトカー、『Tクロ・ブリーズ』の市販版。Tクロス・ブリーズは、フォルクスワーゲンが『ティグアン』の下に位置する小型SUVを提案したコンセプトカー。『ポロ』サイズの小型SUVが、Tクロスブリーズだった。

市販版のTクロスでは、フォルクスワーゲングループのモジュラー車台、「MQB」をベースに開発。また全長は、4107mmで、新型ポロの全長4060mmに対して、若干長いサイズとなる。

フォルクスワーゲンは今回、Tクロスの内外装のティザースケッチを公開。フロントマスクは、ボンネットとヘッドライトがワイドなグリルと一体デザインになるのが特徴。

インテリアは開発の初期段階において、AR(拡張現実)を導入。スマートフォンのメディアライブラリやストリーミングサービスの楽曲が、新開発オーディオシステムによってTクロスの車内でどのように鳴り響くか、バーチャルに確認できた、としている。