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マルチスズキの上級セダン、シアズ に「S」…スポーツグレード
スズキのインド子会社のマルチスズキは、『シアズ』(Suzuki Ciaz)にスポーツグレードの「シアズS」を設定した、と発表した。
シアズは2013年春、上海モーターショー2013において、『オーセンティックス』の名前でワールドプレミアされた。その後、デリーモーターショー2014では、シアズに車名を改め、インドデビューを果たした。インドでは、ミッドサイズのプレミアムセダンセグメントに属する。
2018年夏には、改良新型を発表し、ガソリンエンジン全車が、新開発の「スマートハイブリッド」を搭載した。新開発の1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムとなる。
1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、最大出力105ps、最大トルク14kgmを発生する。新開発のスマートハイブリッドでは、トルクアシスト機能によって、加速時などにエンジンのパワーをアシスト。減速時には、エネルギーの回生を行う。アイドリングストップも採用し、燃費は21.56km/リットルとした。
シアズSはフロントスポイラー、トランクスポイラー、フロントフォグランプガーニッシュなどを装備。トランクスポイラーやサイドスカートは、ブラック仕上げとした。ダークフィニッシュのマルチスポーク16インチアルミホイールも装備される。ボディカラーは、サングリアレッド、プレミアムシルバー、パールスノーホワイトの3色だ。
インテリアは、ブラック基調とした。ドアトリムとインストルメントパネルにシルバーのアクセントをあしらい、洗練された雰囲気を演出している。