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カルマのPHV『レヴェーロGT』、最新LiDAR搭載…CES 2020に出展へ
カルマオートモーティブは、2020年1月に米国ラスベガスで開催されるCES 2020に、『レヴェーロGT』(Karma Automotive Revero GT)の2020年モデルを出展し、同車に最新のLiDAR(ライダー)を搭載すると発表した。
カルマオートモーティブは、プラグインハイブリッド(PHV)の4ドアスポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車のレヴェーロGTを生産・販売している。
レヴェーロGTの2020年モデルのハイライトは、BMWから供給を受けるエンジンだ。BMWの3気筒ガソリンターボエンジンを、発電専用に使用する。モーターは、最大出力535hp、最大トルク76kgmと強力だ。この効果で、0~96km/h加速は4.5秒と、従来モデルに対して1秒短縮した。
また、バッテリーはリチウムイオンで、1回の充電での航続はおよそ130kmだ。バッテリー残量が少なくなると、発電専用のBMW製エンジンが始動し、航続は最大およそ580kmまで伸びる。
このレヴェーロGTの2020年モデルに、最新のLiDAR(ライダー)を搭載する。このライダーは、米国のLeddarTech社が開発したものだ。同社は、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転向けに、70を超える特許技術を持つ。カルマオートモーティブはLeddarTech社と提携を結び、先進運転支援システムや自動運転機能を開発する、としている。