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ロールスロイス 、グーグル副社長に納車…「フェラーリカラーのロールスロイスが見たかった」
ロールスロイスモーターカーズ(Rolls-Royce Motor Cars)は8月28日、『ドーン・ブラックバッジ』のビスポークモデルを、グーグルのベンジャミン・スロス副社長に納車した、と発表した。
ドーン ブラックバッジは、ロールスロイスの2ドアオープンモデル、「ドーン」のスポーティ仕様。直噴6.6リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンは、パワーアップ。最大出力は563psから30ps引き上げられ、593psを獲得。最大トルクは2kgmプラスの85.6kgmで、1500rpmの低回転域から引き出される。
ドーンのブラックバッジは、2560kgの重量級ボディにもかかわらず、0~100km/h加速は4.9秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。パワーアップに対応して、サスペンションやブレーキは強化された。
ロールスロイスは今回、このドーン ブラックバッジに特別なカスタマイズを施したビスポークモデルを、グーグルのベンジャミン・スロス副社長に納車。ボディカラーの鮮やかなイエローは、米国カリフォルニアの太陽の下での輝きを放つ「スーパーフレア」と命名。ボンネットやフロントグリルは、「パイクスピークブルー」という濃いネイビーブルー仕上げとした。
インテリアは、シートやダッシュボード、トノーカバーがネイビーブルーのレザー仕様。ステアリングホイールやシートには、イエローのアクセントが添えられている。
グーグルのベンジャミン・スロス副社長は、「所有するレーシングカー(フェラーリ)は、北イタリアのモデナの旗の色。同じ色のロールスロイスを見たいと思っていた」とコメントしている。