注目の自動車ニュース
欧州のハイエースがついに電動化! VWの次世代Tシリーズ、開発車両をキャッチ
フォルクスワーゲン伝統の商用バン、「Tシリーズ」が最新世代へバトンタッチされる。欧州では、日本の『ハイエース』的な人気を誇るトランスポーターだが、次世代モデルでは劇的進化が見られそうだ。
今年6月には、初めてのプロトタイプをスクープしたが、今回捉えた最新の開発車両もまだ『T6』(T5の改良型)のミュールボディだ。しかし、フロントバンパーやホイール、ヘッドライトに変化が見られ、少しずつ進化していることがわかる。
そして何より、左のフロントウィンドウに「Hybrid」のステッカーが貼られており、電動化第一弾となる「GTEハイブリッド」の可能性が高い。
Tシリーズは、1950年に第一世代『T1』が発売されて以降、1967年に『T2』、1979年に『T3』、1990年に『T4』、2003年には『T5』と進化を続け、現在のT6に至る。
次世代型となる第7世代では、VWの最新「MQB」プラットフォームを採用し軽量化、高剛性化と共に、フロントグリル、LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、テールライトなどエクステリアもスタイリッシュに進化するはずだ。
駆動方式はFFと4WDを採用し、多数のボディバージョンが用意される。パワートレインは、2リットル直列4気筒ターボディーゼルを始め、ガソリンエンジン、GTEハイブリッド、そしてEVなど電動化へ大きくシフトする。
新型の登場は2020年と見られており、近く生産型の開発車両も捉えることが出来るはずだ。