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レクサス UX、ハイブリッドとガソリン設定…欧州仕様を発表
レクサスは8月27日、新型コンパクトSUVの『UX』(Lexus UX)の欧州仕様車を発表した。欧州では、ハイブリッドとガソリンの2種類が設定される。
レクサスUXは、レクサスのSUVラインナップの中で、『NX』の下に位置するコンパクトクロスオーバー車。上から『LX』、『RX』、NX、UXと、レクサスのSUVラインナップが強化された。
外観は、タフな力強さと俊敏な走りを連想させる大胆かつ洗練されたエクステリアを追求。縦方向に厚みをもたせたボディにより、安心感のあるタフな力強さを強調。また、キャビンの中心から、タイヤに向かって前後のフェンダーが張り出した構成としたほか、「GA-C」プラットフォームの採用による低重心化とタイヤの大径化で、俊敏な走りを予感させるフォルムとした。ボディサイズは、全長4495mm、全幅1840mm、全高1520mm、ホイールベース2640mm。
内装は、ドライビングの高揚感を演出するコクピットと視覚的な開放感を両立したインテリアを追求。クロスオーバー車らしいシルエットでありながら、走りを予感させる低いドライビングポジションとステアリングを中心に配置した操作系により、ドライビングの高揚感を演出する。
欧州仕様車には、新開発のハイブリッドシステムを搭載する「UX250h」グレードを設定。UX250hには、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた新開発のハイブリッドシステムを採用。モーターによるアシストとエンジン回転数を最適化。燃費性能に加えて、気持ちの良い加速フィーリングを追求する。
さらに、UX250hには、GA-Cプラットフォーム用の4WDシステム、「E-Four」を搭載。雪道など滑りやすい路面での発進や加速の際やコーナー進入時に、前後輪の駆動力配分をスムーズに制御し、発進や走行安定性を高める。通常の路面では、前輪駆動を選択して燃費性能を向上させる。
欧州向けには、ガソリンエンジン搭載車として、「UX200」グレードも用意。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。最新の「TNGA」パワートレーンのひとつ、「ダイレクトシフトCVT」を組み合わせている。