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【シトロエン ベルランゴ 新型】日本市場に初の導入、ライバルはルノー カングー か[詳細画像]

  • 《撮影 滑川寛》
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  • 《photo by Renault》
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プジョー・シトロエン・ジャポンの新型マルチ・パーパス・ヴィークル、シトロエン『ベルランゴ』(Citroen Berlingo)。新型発売に先立ち、特別仕様車「ベルランゴ・デビューエディション」を発表した。

1996年にデビューし、欧州ではトータルで330万台を超える販売実績を持つベルランゴは新型で3代目。日本導入は今回が初だ。輸入MPVカテゴリーで圧倒的なシェアを誇るルノー『カングー』の直接のライバルが登場したということになる。

◆ひと目で「シトロエン」だとわかるエクステリア

3代目となる新型には、近年のシトロエンらしさが詰まっている。まず、ひと目でシトロエンだと誰もがわかるアイコニックなフロントフェイスや、両サイドに備え付けられたポリウレタン製の緩衝材「エアバンプ」など、特徴的なエクステリアをもつ。また、ブラックバンパーや16インチアロイホイールがアクティブな印象を与える。

デビューエディションの外装色は、サーブル、アクアグリーン、ブラン バンキーズの3色から選択可能。

サイズは、全長4403mm×全幅1848mm×全高1844mm。

◆収納スペースは28か所! 圧倒的なユーティリティ

レジャー・アクティビティ・ヴィークルを謳う新型ベルランゴのラゲッジスペースは、5人乗車時で約597リットル。3つのリアシートが独立し分割可倒式のため、様々なシートアレンジが可能。それにより最大容量は、2126リットルで、約2.7メートルの長尺物まで積載が可能となっている。

トールワゴンスタイルをもつベルランゴのヘッドクリアランスを活かし、ガラスルーフとルーフストレージを一つにしたモジュトップ(MODUTOP)を採用。ルーフ中央の半透明のフローティングアーチにも収納が可能。また、ラゲッジスペース上部にリアシート・テールゲートからアクセス可能な約60リットルの収納スペースを設置。サンバイザー上部にも収納スペースを設けている。

新型ベルランゴは、広さだけでなく使いやすさにもこだわっている。リアドアは両サイド共にスライド式で、リアオープニングガラスハッチにより、テールゲートを開けずに荷物の出し入れが可能。

◆先進安全技術も充実

新型ベルランゴに標準搭載される先進運転支援機能(ADAS)も特筆すべき点の一つだ。ストップ機能付きアクティブクルーズコントロールや車両及び歩行者検知機能付きアクティブセーフティブレーキ、レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニターを装備。その他にも、インテリジェントハイビームや居眠り防止用ドライバーアテンションアラート、トラフィックサインインフォメーション、フロント・バックソナー等を搭載する。

新型は、1.5リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最大出力130ps、最大トルク300Nmを8速ATと組み合わせる。

2020年第3四半期(10~12月)の販売を予定しているベルランゴに先立ち、2019年10月19日から、日本でのオンライン予約が開始されたベルランゴ デビューエディションだが、開始から5時間で完売。そこで、11月30日から第2弾となるオンライン予約受付を開始したが、オンライン予約注文申し込みの受付は終了(2019年12月11日現在)。キャンセル待ちの受付をしている。デビューエディションの価格は、325万円。