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ヴィーズマン復活第3弾、新型スポーツ『MF6』はBMW M5 のエンジンを搭載

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ドイツの自動車メーカー「ヴィーズマン」が開発する新型スポーツカー、『MF6』(仮称)市販型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

1988年に設立されたヴィーズマンは、BMW製エンジンを積みハンドメイドのスポーツカーを生産していた。しかし2013年に経営が悪化、会社は破産した。その後2018年に復活、初のスポーツカーとなる『GTMF5クーペ』と『MF4ロードスター』を発表した。

同時に2019年に新型スポーツカーを発表するとアナウンスしていたが、その市販型が今回捉えたプロトタイプだ。2019年9月には、ティザーイメージを公開しプロジェクト「Project Gecko」と名付けられている。

BMWの試験施設からキャリアカーでの移動中を捉えた開発車両は、ロングノーズにアーチ型のルーフラインなど「GTMF5クーペ」から継承するレトロなエクステリアが見てとれる。しかし、MF5より大型化されたコーナーエアインテークを装備するほか、固定式大型リアウィング、バンパー、テールライト、ツインエキゾーストシステムなどが再設計されていることがわかる。

MF6は統合されたチューブラーセーフティセルと50:50の重量配分を提供する新しい軽量ミッドエンジンプラットフォームに乗り、調整可能なダブルウィッシュボーンサスペンションを搭載。フロントクランプの6ピストンブレーキキャリパーはクロスドリルローターに取り付けられる。

パワートレインはBMW『M5』新型から流用する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、8速ATと組み合わされるだろう。最高出力は600ps程度を発揮するとみられるほか、0-100km/h加速3.5秒、最高速度350km/hのパフォーマンスが予想されている。

ワールドプレミアの日程は公式発表されていないが、2019年内の可能性は低いようで、2020年以降が有力だという。