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1億円超えの「GT-R×イタルデザイン 50周年記念モデル」、2020年後半より納車開始

  • 《画像:日産自動車》
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日産自動車は、イタルデザインと共同開発した『Nissan GT-R50 by Italdesign』の限定市販モデルの納車を2020年後半から開始すると発表した。

Nissan GT-R50 by Italdesignは、『GT-R』とイタルデザインの50周年を記念して共同開発した希少モデル。「GT-R NISMO」2018年モデルをベースに、内外装デザインを日産デザインヨーロッパと日産デザインアメリカが、開発・設計・製造をイタルデザインが担当した。

エクステリアでは、ボンネット上のパワーバルジやシャープなLEDヘッドライト、低いルーフライン、フロントフェンダーのエアアウトレット「サムライブレード」、可変式リアウイングなどを装備する。インテリアでは、センターコンソール、インストパネル、ドアの内張りには2種類のカーボンファイバーを、シート素材には黒のアルカンターラと、同じく黒のイタリア製レザーを採用。パワーユニットは、GT3車両用の大容量・大口径ツインターボチャージャーと大型インタークーラーを採用する3.8リットルV6 VR38DETTエンジンを搭載。最高出力720ps、最大トルク780Nmを発生する見込み。また足回りには、ビルシュタイン・ダンプトロニックを採用した新サスペンションシステムとブレンボ製ブレーキを採用する。

Nissan GT-R50 by Italdesignの限定市販モデルは、来年3月に開催されるジュネーブモーターショーのイタルデザインブースに展示される。また、日本では同車のプロトタイプが12月8日に開催される「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2019」に展示され、その後は銀座にある「ニッサン クロッシング」で、来年1月には東京オートサロンでも展示される予定だ。

Nissan GT-R50 by Italdesignの市販モデルは50台の限定生産で、価格は99万ユーロ(約1億1800万円)から。予約枠は残り僅かとなっている。なお、日本における販売は、VTホールディングスのグループ会社であるエスシーアイを通じて行われる。