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ホンダ、自動運転コンソーシアムに加盟…自動運転車の安全基準を構築へ
ホンダ(Honda)の米国部門は、自動運転車の安全基準を構築することを目的にしたコンソーシアム、「AVSC」(オートメーテッド・ビークル・セーフティ・コンソーシアム)に加盟した、と発表した。
このコンソーシアムは、2019年4月に設立された。トヨタ自動車、GM、フォードモーター、SAE(米国自動車技術協会)が中心となって、設立された。現在は、ダイムラー、ウーバー、リフトも加盟している。
AVSCの目的は、自動運転車の安全基準を構築すること。AVSCの加盟企業は現在、自動運転車の実用化に向けて、研究開発を進めている。SAEが定める「レベル4」「レベル5」の自動運転車の開発が目標だ。完全自動運転を可能にするレベル4とレベル5では、高度な安全性が求められることから、自動運転車の安全基準を作るコンソーシアムが立ち上げられた。
コンソーシアムでは、自動運転車の安全基準における業界標準を確立することを目指す。他の自動車メーカーなどにも、コンソーシアムへの加入を呼びかける方針で、世界の他のコンソーシアムや団体とも協力する。AVSCでは、会員の専門知識を活用しながら、自動運転車の安全基準を構築する。データの共有やテスト車両の相互利用、安全テストのガイドライン作成などを共同で進めていく。
このAVSCに最新メンバーとして、ホンダが加盟した。ホンダは、安全で信頼できる輸送ソリューションへの幅広いアクセスを促進するために、研究、投資、パートナーシップを通じて、自動運転技術を開発している。ホンダは、すべての道路利用者の死傷者を大幅に減らす自動運転技術に、大きな可能性を見出している、としている。