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【メルセデスベンツ Vクラス 改良新型】フロントデザイン刷新でよりスポーティに 価格は740万円より
メルセデス・ベンツ日本は、改良新型『Vクラス』の予約注文の受付を開始した。納車は2020年春頃の予定。
改良新型Vクラスは、3点式シートベルト一体型シートや多彩なシートアレンジ、FR(フロントエンジン・後輪駆動)レイアウトなど、すべての乗員が快適に過ごすことができるミニバンとしてのコンセプトを継承しながらも、安全性、快適性や質感などを高めた。
エクステリアは、最新のメルセデスベンツのデザイン言語を取り入れ、フロントフェイスを中心に刷新。3つあったエアインテークを1つにまとめることで開口部を拡大したフロントバンパー、その左右にはクロームを採用し、スポーティなデザインとなった。またオプション設定のAMGラインでは、シングルルーバーのダイヤモンドグリルとなり、さらにスポーティかつラグジュアリーなエクステリアを演出する。
インテリアでは、エクスクルーシブシートパッケージをオプション設定。2列目に高級感のあるエクスクルーシブシート(ブラック
もしくはベージュ)を採用し、ヘッドレストクッション、オットマン、リラクゼーション機能などを装備し、上質な移動空間を提供。また、シートヒーターと、熱や湿気を内蔵ファンで除去するシートベンチレーターも備えている。
パワートレーンは、最高出力163ps/最大トルク380Nmを発揮する2.2リットル直列4気筒クリーンディーゼルエンジンと7速ATの組み合わせ。コモンレールシステムや2ステージターボチャージャーなどの先進テクノロジーにより、力強い動力性能を実現している。
先進運転支援システムも充実。「アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)」では衝突の危険性を感知すると、ディスプレイ表示や音でドライバーに警告。ドライバーが反応するとブレーキ圧を高め、反応しない場合は最大のブレーキ力で自動緊急ブレーキが作動する。このほか、自動的に照射範囲を制御する「アダプティブハイビームアシスト・プラス」や、注意力低下を警告する「アテンションアシスト」、走行中の横風に対して車両片側のブレーキ制御を行うことでより安定した走行をサポートする「クロスウインドアシスト」を全車に標準装備する。
価格は740万円から790万円。
またメルセデス・ベンツ日本では、改良新型Vクラスの発表を記念した105台限定の特別仕様車「V260 アバンギャルド ロング」を設定し、予約注文の受付を開始した。最高出力211ps/最大トルク350Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒直噴ターボエンジンを採用し、7速ATを組み合わせることで、高い静粛性と、ガソリンエンジンならではの滑らかなドライブフィールを実現する。また、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」、スポーティなエクステリアを演出するAMGライン、高級感あふれる本革シート(ブラック)、冷蔵庫付センターコンソール、冷温カップホルダー、ヘッドレストクッション、オットマン、エクスクルーシブシートパッケージを装備する。
ボディカラーは限定色「グラファイトグレー」を採用。価格は950万円。納車は2020年1月頃の予定。