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アストンマーティン DBS がクリスマスギフトに、映画『007』のダニエル・クレイグがデザイン…ニーマンマーカス
ニーマンマーカスは、2019年の『クリスマスブック』において、映画『007』シリーズのジェームズ・ボンド役を務めるダニエル・クレイグがデザインしたアストンマーティン『DBSスーパーレッジェーラ』を販売すると発表した。
DBSスーパーレッジェーラは、アストンマーティンとイタリアのカロッツェリアトゥーリングが共同開発した。かつて、アストンマーティンとカロッツェリアトゥーリングのコラボレーションにより、『DB4』、『DB5』、『DB6』と続くDB シリーズへの道が切り拓かれてきた。
DBSスーパーレッジェーラは、カロッツェリアトゥーリングの軽量構造テクノロジーに敬意を表して開発された。アストンマーティンのスポーツカーラインナップにおいて、頂点に位置するモデルになる。
◆「シークレットエージェントの空想」がテーマ
ニーマンマーカスは米国の高級デパートだ。そのニーマンマーカスが、毎年秋に発表しているのが、恒例の『クリスマスブック』。毎年、豪華でユニークなクリスマス向け限定ギフトを用意することで有名で、今年で60周年を迎えた。自動車では過去に、レクサス『GS』、BMW『M6』、ジャガー『XJ』、フェラーリ『FF』、ロールスロイス『ドーン』などの特別モデルが販売されている。
ニーマンマーカスは、2019年の『クリスマスブック』において、映画『007』シリーズでジェームズ・ボンド役を務めるダニエル・クレイグがデザインしたアストンマーティンDBSスーパーレッジェーラを販売する。
ダニエル・クレイグがデザインしたアストンマーティンDBSスーパーレッジェーラは、「シークレットエージェントの空想」がテーマだ。ボディカラーは、専用のシェードが施されたダークブルーで塗装された。アルミホイールも専用デザインだ。
インテリアは、ボディカラーに合わせて、ダークブルーのレザー仕上げとした。ダッシュボードやドアトリムには、シルバー&ブラックパターンの専用パネルが組み込まれる。
◆V12ツインターボは725ps
パワートレインには、5.2リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。このV12エンジンは、最大出力が725ps/6500rpm、最大トルクが91.8kgm/1800~5000rpmという力強いパワー&トルクを引き出す。
トランスミッションはZF製の8速ATだ。カーボンファイバーやアルミなどの素材を採用し、乾燥重量は1693kgに抑えられた。その結果、0~100km/h加速3.4秒、最高速340km/hの性能を実現している。
◆車両価格は70万0007ドルで限定時計も付帯
ダニエル・クレイグがデザインしたアストンマーティンDBSスーパーレッジェーラは、7台が限定販売される。価格は映画『007』にちなんで、70万0007ドル(約7595万円)と発表されている。なお、購入価格の12%の8万4000ドル(約910万円)が、「The Opportunity Network」を通じて、慈善団体に寄付される。
また、オメガの腕時計、「シーマスターダイバー300mコレクション」の限定モデルが付帯する。この腕時計も7本のみが生産され、フルプラチナエディションとなっており、ハンドメイドのケースバックが付く。 また、映画『007』シリーズ最新作として、2020年4月に公開予定の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(『NO TIME TO DIE』)のワールドプレミアチケットも付帯する。