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プジョーが新型MPV『リフター』を日本導入、特別仕様車を先行発売へ 価格336万円

  • 《画像:プジョー・シトロエン・ジャポン》
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プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョーの新型MPV『リフター』の特別仕様車「デビューエディション」を発表、10月19日9時よりオンライン予約注文申込の受付を開始する。

リフターは2018年2月にジュネーブモーターショーで発表されたプジョーの新型MPV。2020年第3四半期に日本市場導入を予定しているが、正式導入に先立ち、特別仕様車を先行発売する。デリバリーは2020年1月以降順次となる。

リフターはミニバンとSUVとワゴンをクロスオーバーさせた個性的なスタイリングが特徴。1878mmの全高と両側スライドドア(手動)はミニバン的で、高い地上高と16インチホイールとそれを囲む樹脂製のホイールアーチとサイドプロテクター、バンパープロテクターはSUV的、長く伸びるルーフラインとユーティリティはワゴン的。それらを巧みに融合させている。

フロントエンドは、中央にライオンを配した新世代プジョーのグリルデザインを採用。ヘッドライト中央を縦に走るLEDデイタイムランニングライトが精悍さを醸し出している。プロポーションは、短く、水平方向に寝かされたボンネットと高いショルダーライン、短いオーバーハングが美しく調和。高いルーフにはルーフバーを配し、キャリア装着などユーザーの多様なニーズに応える。巨大なテールゲートには、プジョーシグネチャーであるライオンの爪痕をモチーフとした3条のLEDラインのテールライトを両側に配置し、実用性とスタイリングを両立する。

インテリアには、新世代コクピット「i-Cockpit」を搭載する。上下2か所のフラットな部分を持つコンパクトなステアリングホイールがより良いグリップとハンドリングを実現するとともに良好な視界を確保。インストルメントパネル中央には8インチのタッチパネルを配置するほか、クロームで縁取られたメーターとエレガントな赤い指針のヘッドアップディスプレイも備える。

リアシートは6対4の分割可倒式となっており、5人乗り状態で1m、2人乗り状態で1.88m、助手席を倒せば最長2.7mの長尺に対応。容量は5名乗車時でトノカバー下597リットル、2列目シートを倒した最大積載状態では2126リットルとなり、現行プジョーで最大容積をもつ『5008』の1862リットルを大幅に上回る。

リアゲートはガラス部分のみを個別で開閉できるリアオープニングガラスハッチを採用。テールゲートを開けずにアクセスでき、狭いエリアでも簡単にリアスペースを利用できる。また、フレキシブルラゲッジトレイの高さをミドルポジションにすることで、ラゲッジスペースを上下に分割可能。ガラスハッチとリアゲートで荷物を完全にセパレートして使い分けることができる。

ルーフの大半をガラスとするパノラミックルーフは、収納スペースと融合させたマルチパノラミックルーフへ進化。フロントルーフに収納トレイを設け、さらに中央部にはバッグインルーフとして最大14リットルまでのバッグを収納できる。電動サンシェード付きで夏場の室内温度上昇を和らげるほか、ルーフアーチ中央部には調整可能なムードライトを装備。さらにリアシート頭上後方には容量約60リットルのリアシーリングボックスを配置する。

先進運転支援機能(ADAS)も充実。渋滞時の加減速に対応する前車追随型クルーズコントロールを備えるほか、前方の車両や障害物を検知し、自動的にブレーキを作動させるやアクティブセーフティブレーキを装備する。そのほか、レーンキープアシストやブラインドスポットモニターシステム、インテリジェントハイビーム、トラフィックサインインフォメーション、フロント・バックソナー/ワイドバックアイカメラも装備。車線に対するふらつきを検知し、居眠り防止を警告するドライバーアテンションアラートも備える。

機能装備では、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応するスマートフォン接続機能を持つプジョーミラースクリーンを採用。対応するスマートフォンナビゲーションアプリやマップアプリ、オーディオアプリを直感的に使用できる。そのほか、エンジン停止やアクセル操作で自動的に作動・解除するエレクトリックパーキングブレーキやワイヤレススマートフォンチャージャーを備える。

パワートレーンは1.5リットルクリーンディーゼルターボエンジンと最新世代電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8を組み合わせ、軽量・高剛性のプラットフォームEMP2に搭載。アドバンスドグリップコントロールにより悪路走破性も高めている。

ボディカラーはディープブルー、メタリックコッパー、ビアンカホワイトの3色を設定。価格は336万円。