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ヴァレオ、5Gによる自動運転車の遠隔操作を実演予定…東京モーターショー2019
ヴァレオは、自動運転車の遠隔操作「ヴァレオ ドライブ4U リモート」を、10月23日から11月4日まで東京ビッグサイトなどで開催される「東京モーターショー2019」のNTTドコモブースで実演する。
自動運転中、気象の変化や交通事故、道路工事など、路上ではさまざまな出来事が起きる可能性がある。ヴァレオはそれらに最大限対応するため、走行中の車で何が起きているかを内部と外部から確認し、車単体では制御できない状況に陥った際にオペレーターが遠隔地からコントロールする新たなソリューション「ヴァレオ ドライブ4U リモート」を開発した。
今回、実演を行うヴァレオ ドライブ4U リモートは、同社が欧州と米国で積み重ねてきた経験をもとに日本でセットアップした自動運転車だ。3Dレーザースキャナー7台、フロントカメラ1台、サラウンドビューカメラ4台、遠隔操作用カメラ6台、コーナーレーダー4台、超音波センサー12台を搭載。車載の人工知能(AI)がセンサーの収集したデータを解析し、冗長性のある360°全周囲検知マップを生成。複雑な状況であっても状況に合わせた運航を可能にする。
ヴァレオは2019年1月にラスベガスで開催されたCESにて、ヴァレオ ドライブ4U リモート。その時はLTE(4G)による近距離での運用だったが、東京モーターショーでは5Gを使い、同社のブースより神奈川県横須賀市のドコモR&Dセンタにあるヴァレオの自動運転車を遠隔操作で動かす。