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これがアウディ『e-tronスポーツバック』市販型だ!LAショーで発表か

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アウディ初の市販EV、『e-tron』の派生モデルとなるクーペSUV『e-tronスポーツバック』の市販型プロトタイプをカメラが捉えた。

e-tronシリーズは最初のプロトタイプが2009年フランクフルトモーターショーで発表され、2010年には2代目e-tronコンセプトがデトロイトモーターショーで登場。そして2018年9月、市販クロスオーバーEV「e-tron」を初公開した後、クーペ版となる「スポーツバック」のプロトタイプを2019年3月のジュネーブモーターショーにて発表している。

捉えた市販型プロトタイプは、リアクォーターウィンドウにテープが貼られただけのほぼフルヌード状態だ。3月に公開されたプロトタイプと比較すると、『A7スポーツバック』や『A5スポーツバック』と同じ滑らかな傾斜を持つルーフは継承されていることがわかる。

しかし、コーナーエアインテークのデザインが修正されているほか、テールライト、ハッチゲート、バンパーなどが新デザインとなっている。またボディ下部にグレーのクラッディングを備え、よりSUVらしいエクステリアが見てとれる。

スポーツバックには、95kWhの大容量バッテリーを搭載、204マイル(348km)の航続を可能にする。150kW高速充電システムにより、10分間で54マイル(87km)、30分間で163マイル(262km)分の充電が完了する。

モーターは前後に2基搭載され、最高出力360hpを発揮するが、ブーストモードにより最大8秒間408hpまで向上、0-100km/h加速は5.7秒のパフォーマンスを見せる。

スポーツバック市販型のデビューは、11月19日から開催されるロサンゼルスモーターショーが最有力だ。