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日産「スカイライン・クーペ」が次期型で復活? 日本専用車となる可能性も
日産を代表するモデル『スカイライン』に2ドアスポーツの『スカイライン・クーペ』が日本で復活、しかも日本専用で開発される可能性があるという情報を、スクープサイト『Spyder7』がつかんだ。
スカイラインは、1957年に初代が発売された同社の歴史的モデルだ。以降、2014年12代目の「V36型」まで日本で開発されたが、13代目「V37型」は、インフィニティ『Q50』として発表され、日本には2014年から『スカイライン・セダン』として発売されている。「V36型」のクーペは、2016年まで日本で販売されたが、「V37型」はインフィニティ版の『Q60』として海外では販売されているものの、日本には導入されていない。
2019年7月、スカイラインがマイナーチェンジし、インフィニティ顔を廃止するとともにエンブレムも「NISSAN」へ変更したことが話題となったばかり。改良新型で追加されたスポーツグレード『400R』が想定外の人気となり、8月の時点で全グレードの24%の受注となっていることも注目を集めた。
今回入手した情報では、スカイライン次期型が日本専用で開発され、2ドアが復活するという話だが、Q60をスカイライン・クーペとして日産から発売する可能性も否定できない。いずれにしても、日本でのクーペ復活には期待が膨らむ。
Spyder7では、復活の願いを込めて、スカイライン・クーペの予想CGを製作した。
フロントは日産の顔であるVモーショングリルを強調、押し出し感と迫力を演出しながらよりシャープは表情とした。Aピラー、Cピラーは共に傾斜を持たせ、フロントからサイドにかけては立体感のあるキャラクターラインで躍動感を与えた。よりスポーツ感満載のシルエットデザインが予想される。
「V38型」パワートレインは、インフィニティとして開発される場合は2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「VC-T」も有力となるが、日本専用の場合は三菱のPHEV技術の導入や1.5リットル直列4気筒ターボエンジン搭載「e-POWER」などが予想される。
順調に開発がすすめば、ワールドプレミアは2021年後半から2022年前半に期待できそうだ。