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BMW X1 に改良新型、フランクフルトモーターショー2019に出展へ

  • 《photo by BMW》
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BMWは、9月10日にドイツで開幕するフランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)に、『X1』(BMW X1)の改良新型を出展すると発表した。

現行X1は2世代目モデルで、2015年6月にデビューした。BMWのSUV、「SAV」(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の入門車に位置付けられる。この現行X1がデビューから4年を経て、初の本格改良を実施し、改良新型が登場した。

◆2.0ターボは231hp

欧州仕様には、複数のガソリンエンジンとディーゼルエンジン搭載車を用意する。すべてのガソリンエンジンとディーゼルエンジンが、欧州の「EU 6d-temp」排出ガス基準を満たす。 ディーゼルは「sDrive16d」や「xDrive25d」グレードなどを設定した。駆動方式は、FFまたはインテリジェント4WDの「xDrive」。効率的でスポーティな3気筒および4気筒エンジンを組み合わせる。

中でも、ガソリンエンジン搭載車の「xDrive25i」グレードは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが、最大出力231hp、最大トルク45.9kgmを発生する。0~100km/h加速は6.5秒の性能を備えている。環境性能は、欧州複合モード燃費が15.9km/リットル、CO2排出量が144g/kmとなる。

改良新型X1のサスペンション技術は、すべてのモデルで機敏で正確なハンドリングを追求する。4WDのxDriveは、前後アクスルの間で駆動トルクを配分する。 その結果、あらゆる天候や道路状況において、高いトラクションや操縦安定性を追求している。

◆新デザインのフロントマスク

改良新型の外観は、フロントマスクをリフレッシュした。キドニーグリルはエッジが利いた新デザインとなり、ヘッドライトも最新のBMW車に共通するデザインに変更された。フロントバンパーの開口部も新デザインとなっており、従来の円形から変更されたLEDフォグランプを組み込む。アダプティブLEDヘッドライトも用意された。リアは、テールランプが新しい。車両のロックが解除された時、路面にX1のロゴをLEDで照射するウェルカムモードを採用する。

ボディカラーには、新色として、フカロベージュメタリック、ミサノブルーメタリック(Mスポーツ専用)、ストームベイメタリック(BMWインディビジュアル専用)を設定した。ホイールも新デザインとなり、4種類がラインナップされる。

◆最大10.25インチのディスプレイ

インテリアは、インストルメントパネルに新しいコントラストステッチを採用した。このステッチは、「xライン」、「スポーツライン」、Mスポーツに導入される。リアシートは、3分割で折りたたむことができ、オプションで最大130mmのスライド機能が付く。自動テールゲートやハンズフリーによるテールゲート開閉システムも、オプションで選択できる。

コントロールディスプレイは、ダッシュボード中央に6.5インチスクリーンを標準装備した。純正ナビゲーションシステムを選択した場合、8.8インチまたは新設計の10.25インチタッチコントロールディスプレイになる。この10.25インチタッチコントロールディスプレイは、BMWの「iDrive」コントローラー、音声コントロール、タッチスクリーンで操作できる。コントロールディスプレイは、改良新型X1の多彩なインフォテインメント機能が利用可能だ。「BMWコネクテッドドライブ」も利用できる。