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グーグル、自動運転車の公道走行テストデータを外部に無償開放へ
グーグル(Google)の自動運転車開発部門のウェイモ(Waymo)は8月21日、自動運転車両の公道走行テストデータを外部に無償開放すると発表した。
ウェイモは、すでに25の都市で自動運転車両の公道走行テストを行っている。その延べ走行距離は、1600万kmを超えている。この豊富な公道走行テストでのノウハウが、エンジニアと研究者がウェイモの自動運転技術や革新的なアルゴリズムを開発するのに役立っているという。
ウェイモは、「ウェイモ・オープン・データセット」として、自動運転車両の公道走行テストデータを外部に無償開放する。このデータセットには、密集した都市中心部から郊外まで、さまざまな環境をカバーし、昼夜を問わず、晴天や雨の中で収集したデータが含まれる。
また、このデータセットには、アリゾナ州フェニックス、ワシントン州カークランド、カリフォルニア州マウンテンビューとサンフランシスコにまたがる都市部とその郊外など、広範囲の運転条件で収集されたデータが含まれる、としている。