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三菱 パジェロスポーツ 新型、タイで発表…スタイル刷新、先進機能も多数装備
三菱自動車は、ミッドサイズSUVの新型『パジェロスポーツ』を7月25日、タイで世界初披露し、同国での販売を開始した。
新型パジェロスポーツは、本格SUV『パジェロ』で培ったオフロード性能と信頼性・耐久性に、乗用車並みの快適性・機能性を融合させたミッドサイズSUV。今回、「Elevate your Journey」をキーワードに、力強さを高めながら洗練させたエクステリア、先進的な機能装備と上質かつ快適なインテリアを実現し、ドライバーの冒険心や探求心に応える。
エクステリアは、「ダイナミックシールド」フロントデザインコンセプトを進化させ、フロントグリルから連続するヘッドライトと、バンパー左右コーナー部に配置したコンビネーションランプによりワイド感を強調。良好な視界を維持しつつ従来よりもボンネットを高くした厚みのあるフロントフェイス、立体的で力強さを増したメッキパーツなど、さらに洗練されたフロントデザインとした。
インテリアは、フロアコンソールとドアグリップの形状を変更し、ステッチ付きソフトパッドを追加。より快適な居住空間とするとともに質感を高めた。コンソール下部にはキーなどの小物類を収納でき、左右どちらからでも出し入れできるアンダートレイを新たに採用。フロアコンソール後端にはAC電源(150W)を新たに配置、従来のUSB端子とあわせて後席での使い勝手を向上させた。
コックピットには、視認性に優れる8インチカラー液晶メーターや、8インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を採用した。また、スマートフォンでのエレクトリックテールゲート開閉機能や、ドアロック忘れなどを通知しスマートフォンから施錠できる降車リマインダーなど、多彩な便利機能を提供する三菱リモートコントロールを採用した。
パワートレインは、2.4リットルディーゼルターボエンジンと8速ATの組み合わせ。より高い環境性能と軽快な走りを両立した。安全面では、従来の先進安全装備にレーンチェンジアシスト(LCA)と後退時車両検知警報システム (RCTA)を加え、安全性能を強化した。また4WD車には、あらゆる路面状況で最適なトラクション性能と優れたハンドリング性能を両立するスーパーセレクト4WD-IIを搭載。オフロードモードにより、エンジン・オートマチックトランスミッション・ブレーキを統合制御し、悪路での走破性を最大限に高めている。
新型パジェロスポーツは、ミツビシ・モーターズ・タイランドのラムチャバン工場で生産。今後フィリピン、オーストラリアなど約90か国に順次展開していく計画だ。