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【メルセデスベンツ Aクラスセダン】「若い世代だけでなく幅広いお客様に選んで頂ける」

  • 《撮影 小松哲也》
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メルセデス・ベンツ日本は7月22日、初のコンパクトセダンモデルとなる『Aクラスセダン』の予約注文の受付を開始した。価格は344万円から476万円で、納車開始は9月頃を予定しているという。

メルセデス・ベンツ日本で商品企画を担当する中山怜氏はAクラスセダンについて「Aクラスセダンは伝統的な3ボックスタイプのデザインを採用しており、コンパクトでありながら、後席のお客様も余裕をもって座ることができるスペース性能を有している。『Cクラス』より一回り小さいサイズでありながら、前輪駆動という特徴を生かし、Cクラス同等レベルの室内空間を実現している」と紹介。

そのうえで「コンパクトでしっかり乗れるセダンという特徴から、今までのコンパクトモデルの商品群のように若い世代だけではなく幅広いお客様に選んで頂けるクルマになると考えている」と、期待を寄せた。

具体的には「コンパクトでスペース性も十分、伝統的なセダンタイプでありながらスポーティーなデザイン、さらにメルセデスの安全性、安全運転支援システムも充実というところが、幅広いお客様に選んで頂けるキーになる」と述べた。

このうち安全運転支援システムはオプション設定となるが「フラッグシップモデルである『Sクラス』にも採用されているシステムと同等のもの」が用意されている。その一例がアクティブブレーキアシストで「前走車だけでなく、前を横切るクルマや歩行者などにも対応して必要な緊急ブレーキをサポートする」というものだ。

日本市場に導入されるAクラスセダンのラインアップは「Aクラスハッチバックと同じ1.4リットルターボエンジンを搭載するA180セダンと、日本初導入となる2リットルターボエンジンを搭載した四輪駆動のA250 4MATICセダン」の2種類となっている。ちなみにA250 4MATICセダンの納車開始は9月頃、A180セダンは年末頃になる予定。

またAクラスセダン導入を記念した特別仕様車A250 4MATICセダン エディション1も用意されている。250台の限定販売で価格は582万円。中山氏によると「随所にコッパーという銅色をアクセントとした特別内外装のアイテムを装備し、より重厚感のある印象を与えている」とのことだ。