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テュフ、三州安全硝子に対し九州初の「ガラスリペアショップ認証」を発行
テュフ ラインランド ジャパンと三州安全硝子(宮崎県都城市)は、三州安全硝子の本店工場が、九州地方で初めて「ガラスリペアショップ認証」を取得したと発表した。
昨今の自動車の技術革新は想定以上のスピードで進んでおり、幅広い車種が先進安全運転支援システムを搭載している。例えば、自動ブレーキは、センシングシステムがフロントガラス内側に設置されている場合もあるため、ガラスの交換・補修を行った車両に対して、センシングシステムの点検・調整が必要。ガラスの交換・補修は、安全機能と深く関わるため、今後車体整備業界との連携と対応がますます重要となる。
テュフ ラインランド ジャパンが策定した監査・認証制度は、日本の自動車ガラス市場の状況を取り入れつつ、欧州で広く使用されている監査項目をベースに、ドイツ本社の知見や経験をもとに日本の市場に適した項目を選別・採用。具体的には、実際のガラス補修作業手順や機器・ツールのほか、基本的な項目である会社の規定、顧客満足、工程管理、品質管理・記録、従業員教育、修理工場の設備・機器などだ。
また、監査項目に、エーミング作業の必要性の有無確認、委託先を含めたエーミングの実施と専用ツールを使用した情報の記録と保管、トレーサビリティ確保、周知等の項目を含む。エーミング作業に関する監査項目は、委託元となるディーラーや鈑金塗装工場との連携による確実な情報伝達が重要となるため、ガラス修理工場向けのエーミングに関する監査内容は鈑金塗装工場向けと同じ内容を採用。これにより高い安心・安全をユーザーに提供できる。
中立的な立場の第三者検査機関であるテュフ ラインランド ジャパンは、監査・認証を通じてオートアフターマーケット業界の各種連携、良い工場の「見える化」を進めることで、ユーザーにとって安心・安全の指標の構築に貢献していく。