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スズキ エブリイ シリーズ、日立オートモティブのステレオカメラを採用 夜間の歩行者も検知

  • 《画像 日立オートモティブシステムズ》
  • 《写真 スズキ》
  • 《写真 スズキ》

日立オートモティブシステムズは、スズキが6月17日に発売した軽商用車『エブリイ』および軽乗用車『エブリイワゴン』の仕様変更モデルに、夜間の歩行者検知機能を持つステレオカメラが採用されたと発表した。

近年、緊急自動ブレーキなどのアクティブセーフティシステムの装着率が世界規模で上昇し、カメラなどのセンサーの市場規模も拡大。国内では、新車販売の4割近くを軽自動車が占めており、今後、ユーザーにおける需要の高まりとともに、軽自動車へのセンサー装備拡大が見込まれている。

今回、仕様変更を受けたエブリイ/エブリイワゴンは、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能などの先進運転支援システム(ADAS)を装備し、さらに、スズキ車では『ソリオ』『ソリオ バンディット』が装備している夜間歩行者検知による衝突被害軽減ブレーキと同じ機能を追加。いずれの車種も日立オートモティブシステムズのステレオカメラの夜間歩行者検知機能を導入している。同機能は、日立独自の機械学習技術を活用したもので、膨大な画像の教師データをステレオカメラに入力することで、これまで困難だった高精度な夜間の歩行者検知を実現している。