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アウディ Q3 新型を本国で発表…Q8 のデザインモチーフ、先代より大型化
独アウディは7月25日、新型『Q3』(Audi Q3)を発表した。新型は、2世代目モデル。およそ7年ぶりに刷新された。
アウディQ3は2011年春、上海モーターショー2011で初公開。アウディが、小型プレミアムSUV市場に参入するために開発したのがQ3。2014年秋には、初の大幅改良モデルが登場した。2016年秋には、2度目の大幅改良を受けている。
新型Q3には、2018年春に発表された最上級SUVの『Q8』のデザインモチーフを採用。8角形デザインのシングルフレームグリルと、大型のサイドエアインレットが力強さを表現する。ヘッドライトには、最新のLEDテクノロジーが盛り込まれる。
新型Q3のボディサイズは、全長4485mm、全幅1856mm、全高1585mm、ホイールベース2680mm。現行(初代)Q3に対して、97mm長く、25mmワイド、5mm背が低い。ホイールベースは77mm伸びた。
大型化したボディの効果で、室内空間が拡大。ひざ周りやひじ周り、頭上のゆとりが増した。後席は150mm前後にスライドが可能。40対20対40の3分割の背もたれは、7段階に傾けることができる。荷室の容量は、後席が通常状態の時に530~675リットル。後席を折り畳めば、最大1525リットルに拡大する。
欧州仕様のパワートレインは当初、3種類のガソリンと1種類のディーゼルの合計4エンジンで、すべて直列4気筒の直噴ターボ。最大出力は150hp~230hpとなる。駆動方式はFFと4WDの「クワトロ」。トランスミッションは、6速MTまたは7速「Sトロニック」を組み合わせている。