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日産が新型商用車、NV250 発表へ…ルノー カングー 次期型と兄弟関係に
日産自動車の欧州部門は5月9日、日産『NV250』(Nissan NV250)を間もなく、初公開すると発表した。
日産NV250は、ルノー日産三菱アライアンスの提携の最新の成果となる新型商用車だ。ルノーのフランス工場において、ルノー、日産、三菱の3ブランドの次世代商用車を生産する計画で、この中の日産ブランド車が、NV250となる。
この計画では、ルノーのモブージュ工場において、ルノーの次期『カングー』と日産のNV250を生産し、ルノー日産三菱アライアンスの小型バンの生産拠点に位置付ける。ルノーのモブージュ工場は、小型商用車とEVに関する専門知識を持つ。現在、ルノー カングーをはじめ、EVの『カングーZ.E.』、メルセデスベンツ『シタン』生産しており、生産車両の60%を33か国に輸出している。
また、モブージュ工場は、フランスの工場の中でも効率が高く、電動化モデルを含む次期ルノー カングーシリーズの生産ハブとなる。ルノーグループは今後5年間で、カングーの生産に4億5000ユーロを投資するとともに、2019年には200名を新規雇用し、バンの生産拡大を支援していく。
なお日産自動車の欧州部門は、NV250のティザーイメージを公開している。