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グーグル傘下のウェイモ、配車サービスに自動運転車を供給へ…リフトと提携

グーグル(Google)の自動運転車開発部門のウェイモ(Waymo)は5月7日、米国の配車サービス大手のリフト(Lyft)と提携し、リフトの配車サービスにウェイモの自動運転車を供給すると発表した。

リフトは米国を中心に、配車サービスを展開する新興企業だ。ライドシェアサービスにおいて、最大手のウーバー(Uber)に次ぐ規模を持つ。2017年夏には、自動運転車の開発部門を設立すると発表している。

またリフトは2017年秋、グーグルの親会社のアルファベットの投資部門、キャピタルGから10億ドルの資金を調達している。

ウェイモは今回、リフトと提携し、リフトの配車サービスにウェイモの自動運転車を供給すると発表した。リフトが米国アリゾナ州フェニックスで行う配車サービスの試験運用に向けて、今後数か月以内にウェイモの自動運転車を、まずは10台供給する。

ウェイモは、今回の自動運転車の供給が、リフトとの提携の最初のステップになる、としている。