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BMW『2シリーズグランクーペ』にも110mm長い「M235L」が登場…上海モーターショー2025

  • 《photo by BMW》
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BMWは、「上海モーターショー2025」において、中国市場向けに特別設計された『2シリーズグランクーペ』、「M235Lグランクーペ」を発表した。ホイールベースを110mm延長し、後席の足元空間を拡大しているのが特徴だ。

この新モデルは、中国の瀋陽工場で生産される2番目のMパフォーマンスモデルであり、同工場初のグランクーペとなる。

M235Lグランクーペは、BMW最強の2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載している。このエンジンはBMW Mによってチューニングが施され、最高出力221kWを発揮する。7速DCTトランスミッションと組み合わせることで、0-100km/h加速を5秒で達成する高性能を実現。さらに、Mシリーズ専用のデジタル機能やデザイン要素を採用することで、スポーティな走りの楽しさと雰囲気を演出している。

新モデルの特徴は、ホイールベースを110mm延長し、後席の足元空間を拡大している点。“ロング仕様”のセダンが好まれる中国市場に向け、エントリーセダンもロングホイールベース化した。これにより、スポーティな走行性能と快適性を高次元で両立させたとしている。

BMWは、この新モデルが中国の若年層富裕層を中心に支持を集めると期待している。