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「日産よ、マジで頼むぞ!」新型『エルグランド』予告が話題!「王座奪還」に期待の声

  • 《写真提供 日産自動車》
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  • 《写真撮影 高木啓》
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  • 《写真撮影 山内潤也》

日産自動車は4月22日、大型ミニバンの『エルグランド』新型のデザインを一部公開した。16年ぶりの新型は、第3世代のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載し、2026年度の発売を予定しているという。SNS上では「いいんじゃない!?」「日産よ、マジで頼むぞ!」「急いでください!」と話題となっている。

初代「エルグランド」は1997年に広い室内と高級な内装を両立した「プレミアムミニバン」として登場した。トヨタ『アルファード/ヴェルファイア』などにも影響を与え、日本市場に新たなセグメントを開拓、牽引してきたシリーズである。

現行の3代目「エルグランド」のデビューは2010年。その後、改良が続けられたが、新型としては実に16年ぶりの登場となる。

新型は日産ブランドの新しいコミュニケーションを発表するイベント「NISSAN START AGAIN 2025」にてデザインの一部と共に発表した。シルエット、ヘッドライト、テールランプが公開され、新たな表情のエルグランドが浮かび上がっている。

パワートレインには第3世代e-POWERを搭載すると発表。新開発の発電専用1.5リットルエンジンと、モーターやインバーターなど5つの部品をモジュール化した「5-in-1」を採用。これにより、大幅な静粛性と燃費の向上を実現するという。

X(旧Twitter)ではこの発表に「日産よ、マジで頼むぞ!」「いいんじゃない!」「期待めちゃしてます」など盛り上がりをみせている。

一部公開されたデザインについては「いいんじゃない!? エルグランド感あるよ」「かっけぇ…」「リアは良いけどフロントが弱いか…?」「割と丸いな!」などさまざまな声が上がっている。フロント部は2023年に公開されたEVコンセプト『ハイパーツアラー』を彷彿させるという見方もある。

第3世代e-POWERについても、「e-POWERの性能気になる…価格高そう」「e-POWER専用車でない事をだけを只々祈る」「V6エンジン、FR駆動で出してほしい!」といった声が上がっていた。

特に注目されるのがライバルとの関係だ。トヨタ『アルファード/ヴェルファイア』は2023年に4代目となる新型が発売され、クラスの代表的存在として君臨しているが「またトヨタと張り合ってほしい」「元祖ミニバンなんだから」と「王座奪還」を期待する声も多い。

日産起死回生の一手となるか? 多くのファンが注目している。