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ホイールベースが77mm長いアウディ『A5』、中国専用に2つのタイプが登場…上海モーターショー2025

  • 《photo by Audi》
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アウディは、「上海モーターショー2025」において、中国市場向けの新型『A5L』シリーズを発表した。欧州や日本向けの新型『A5』のロングホイールべース仕様だ。

新型A5Lは、FAW(一汽)アウディとSAIC(上汽)アウディがそれぞれ独自に開発したバージョンを展開する。

FAWアウディが生産・販売する『A5Lセダン』は、グローバルモデルと比較してホイールベースが77mm長くなっており、前世代モデルよりも大幅に室内空間が拡大している。最新の48Vマイルドハイブリッド技術を搭載した最新エンジンは、高性能と高効率を両立させている。

また、中国市場向けの特徴として、MMIパノラマディスプレイと助手席用ディスプレイを標準装備。これにより、人間中心の先進的なインテリアデザインを実現している。

一方、SAICアウディが開発した『A5Lスポーツバック』も、アウディの最先端プレミアムプラットフォームを基盤としている。中国独自のデジタルエコシステムを採用し、最新のエンジンバリエーションと最高クラスの先進運転支援機能を特徴としている。

デザイン面では、特に後部において独自の解釈が施されており、アウディスポーツバック特有のダイナミックなプロポーションを体現している。

両モデルとも、中国市場の需要に応えるべく、最新技術と快適性を兼ね備えた製品となっている。アウディは、この新しいA5Lシリーズを通じて、急成長を続ける中国の高級車市場でのさらなる成功を目指す。