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「ついに目と鼻が繋がった」BMW『M5』改良モデル、衝撃の予想デザインに驚きの声続出

  • 《Nikita Chuicko/KOLESA RU/APOLLO》
  • 《photo by BMW》
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  • 《Nikita Chuicko/KOLESA RU/APOLLO》
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  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
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BMWの高性能セダン『M5』が、早くも改良に向けて開発を進めている。そんなスクープ情報と同時に、大きな話題となっているのがそのデザインだ。新たなデザイン哲学「ノイエ・クラッセ」をとり入れ、まるでフルモデルチェンジ級の刷新を図るという。その予想デザインが、SNSでも注目を集めている。

『5シリーズ』のトップモデルであるM5モデルの歴史は、「E28」ボディをベースにした第1世代セダンの生産が始まった1986年にまで遡る。それ以来、「5シリーズ」の各世代にM5バージョンが導入され、最新モデルは昨年の夏にデビューしている。そんなM5が、早くも次の改良に向けて動き出しているという。

現行M5は、前世代のモデルと同様に「CLAR」プラットフォーム上に構築されている。その特徴は、最高出力585ps、最大トルク750Nmを発揮する4.4リットルV8ツインターボガソリンエンジンに、初のハイブリッドパワートレイン(最高出力197ps、280Nm)を組み合わせる点にあると言ってよいだろう。これより総合出力は727ps、最大トルクは1000Nmを発揮する。また、8速オートマチックトランスミッションと、M xDrive全輪駆動が搭載される。改良モデルでもこれらのシステムは踏襲され、かつ性能向上も期待できるだろう。

いっぽうインテリアでは大幅アップデートが期待され、「Panoramic iDrive」と「Operating System X」を採用すると予想される。どちらも今年初めのCES 2025でプレビューされており、フロントウィンドウの下に、左右ピラー間全幅一面のディスプレイが搭載される予定だ。画面はヘッドアップディスプレイとして機能し、3つのセクションに分かれている。1つはデジタルインストルメントクラスターで、その他はウィジェットでカスタマイズできる。また、中央インフォテインメントシステムや、iDriveコントローラーに代わる、新しい多機能ステアリングホイールも期待できそうだ。

そして最もファンの注目を集めているのがそのデザインだ。Nikita Chuicko/KOLESA RUの提供による予想CGは、最新スパイショットと内部情報を元に制作された。90%以上の確率で、このデザインで発売されるとみて良いだろう。

未来志向のBMWデザイン哲学「ノイエ・クラッセ」の要素を全面的に取り入れているのが大きな特徴だ。水平に伸びた“ノーズホール”と呼ばれる2つのグリルは、従来のキドニーグリルとは一線を画すシャープな印象を与えている。ボンネットのラインはヘッドライトと分離され、より洗練されたフロントマスクが完成。バンパー形状やエアインテークの配置も見直され、空力性能の向上も期待できる。リアデザインについては現行型を踏襲するが、テールランプやバンパーは刷新される見込みだ。

そのデザインにX(旧Twitter)では、「マスク全体が『キドニーグリル』に!!」「この発想は無かったなぁ」「ついに目と鼻が繋がったか」など大胆すぎるフロントデザインに驚きの声が続出している。

一方で、「腎臓(キドニー)というかブタの鼻というか…」「グリルの中にヘッドライトが入ったという事は車全体が飲み込まれるのも時間の問題だな」「遂に恐れていたことが」といったコメントも。

また、現行ではハイブリッド化されたもののV8エンジンが存続しており、「今後もこんなエンジンを作り続けてほしい」「ガソリン車廃止だけはやめてくれ!」など内燃機関への熱い指示と継続を望む声も多くみられた。

さまざまな思いが交錯する改良型M5。その登場は2027年に計画されているという。