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スズキ、新型ハイブリッドセダン『ディザイア』をフィリピンに投入へ

  • 《photo by Suzuki》

スズキは、フィリピンで開幕した「マニラ国際オートショ」(MIAS)2025」において、新型ハイブリッドセダン『ディザイア』をフィリピン市場に投入すると発表した。最新のハイブリッドシステムを搭載したスタイリッシュでスマートなコンパクトセダンだ。

新型『ディザイア ハイブリッド』は、洗練された外観デザインが特徴的だ。フロントフェイスが一新され、クロームアクセントのグリルやマルチLEDヘッドランプを採用している。流麗なシルエットと彫刻的なボディラインは、新しいリアコンビネーションランプへと滑らかにつながり、道路上で大胆かつエレガントな存在感を放っている。

内装は広々としたキャビンを持ち、プレミアムな2トーンのインテリアアクセント、改良されたエルゴノミクス、ドライバー中心のダッシュボードレイアウトが特徴だ。GLXグレードには9インチのタッチスクリーンディスプレイオーディオシステムが搭載され、AppleCarPlayやAndroidAutoにも対応している。

パワートレインには、スズキの新型1.2リットルZ12E 3気筒ガソリンエンジンとハイブリッドシステム、CVTの組み合わせを採用。この構成により、走行性能と燃費効率の両方が向上している。ハイブリッドシステムは、オートスタートストップや電動モーターアシストなどの省エネ機能を可能にしている。

安全性も重視されており、全グレードに6つのエアバッグが標準装備されている。さらに、ESP、ABS with EBD、ヒルホールドコントロール、リアパーキングセンサー(カメラ付き)などの先進安全機能も搭載。これらの安全装備により、ディザイアは大人の乗員保護でGLOBAL NCAP安全性評価5つ星を獲得している。

スズキフィリピンは、新型ディザイアハイブリッドを4月末から全国のスズキディーラーで発売する。価格はGL CVTハイブリッドが92万ペソ(約237万円)、GLX CVTハイブリッドが99万8000ペソ(約255万円)に設定されている。