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三菱 アウトランダーPHEV、2024年度のPHEV国内販売で1位…累計10万台に

  • 《写真提供 三菱自動車》
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三菱自動車は、プラグインハイブリッドEV(PHEV)の『アウトランダーPHEV』が2024年度の国内販売台数で8885台となり、PHEVカテゴリーで第1位を獲得したと発表した。

さらに、2013年の販売開始以来、累計販売台数が10万台を達成した。

アウトランダーPHEVは、世界初のSUVタイプ4WDのPHEVとして2013年に発売。「日常ではEV、遠出はハイブリッド」というコンセプトのもと、電気自動車の滑らかで静かな走りと、様々な天候や路面での安全性を兼ね備えた電動SUVとして人気を集めてきた。

三菱自動車は1964年から電動車の研究開発を開始し、2009年に世界初の量産電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』を発売。その後もPHEV技術を活用した車種を展開してきた。同社は、軽自動車やコンパクトカーにはBEV(バッテリー電気自動車)を、SUVやミドルクラス以上にはPHEVが最適という考え方のもと、電動化戦略を進めている。

アウトランダーPHEVは、2021年にフルモデルチェンジを行い、2024年10月には大幅改良を実施。EV航続距離の延長や加速性能の向上、内外装デザインの刷新などにより、さらなる進化を遂げている。