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「初代の美しさを凌駕してほしい」アウディのカリスマスポーツカー『TT』復活スクープに、SNSは熱い期待
アウディの象徴的2ドアクーペ『TT』が、電動化時代に向けて復活の兆しを見せている。生産終了から間もない今、これまでTTの後継モデルは計画がないと考えられていたが、まさかの次世代型が検討されているとの情報が浮上。これまで後継計画は存在しないとされてきただけに、ファンの間では驚きと歓喜の声が広がっている。予想CGも公開され、新生TTへの期待感は高まる一方だ。
次期TTのデザインは、従来のシルエットを踏襲しつつも、アウディ最新世代の意匠を大胆に取り入れる。大型化されたグリルとピクセル型LEDデイライトを備えたシャープなヘッドライト、そして新型A5・A6と共通するドアミラーとハンドルが特徴的だ。リアは車幅いっぱいに広がるLEDライトバーを採用し、未来感を強調。サイドの造形には初代・2代目の要素を感じさせ、懐かしさと新しさが共存するデザインに仕上がっている。足元には往年のファンに響く6スポークホイールを装備し、伝統と進化のバランスが取れている。
次期TTの詳細なスペックは未発表であるが、パワートレインは電動化が有力視されている。完全EV化、あるいは高性能ハイブリッドの導入が予測され、従来の2.0リットル TFSIターボやTT RSの2.5リットルエンジンとは大きく異なる方向へと進化する見込みだ。ベースモデルであっても、現行TT RSを超えるパフォーマンスを実現する可能性があり、アウディのスポーツモデル戦略の新たな核となるだろう。R8の生産終了に伴い、TTの復活はアウディのピュアスポーツ枠を再構築する重要な存在となるはずだ。
X(旧Twitter)では、「うぉぉぉぉー、TT復活だと?」「やっぱり必要な柱だったのかね」「復活は熱い!」など一度幕を閉じたTTの復活を喜ぶ声が多く投稿されている。また、「シャープという文字がめちゃくちゃ合う」「過去三世代はどれもかっこよかったから期待」「初代モデルの美しさを凌駕してほしい」といったデザインに関する期待の声が上がっている。
また、「クーペのEV期待だな」「どうせEVだよねぇ」「スポーティTTにはエンジン一択っしょ」「EV路線から内燃回帰しているアウディだからこそTT帰ってくるのでは?」など、パワートレインについての考察も盛り上がりを見せている。
復活が噂されるアウディTT。デザイン、性能、そして駆動方式がどう進化するのか、期待と不安が交錯する中、その登場が待ち望まれている。