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トヨタ『GRスープラ』、米国でも最終モデル発表…日本仕様の441馬力エンジンはなし
トヨタ自動車の米国部門は、スポーツカー『GRスープラ』の最終モデル「GRスープラMkVファイナルエディション」を発表した。
GRスープラMkVファイナルエディションは、ブレーキ性能の向上、サスペンションの更新、車体剛性の増加、最適化されたチューニング、空力性能の強化により、ドライバーに自信を与え、走る楽しさを高めているという。
ファイナルエディションを含む、GRスープラ3.0、および3.0プレミアムグレードのラインアップは、すべてのモデルでマニュアルまたはオートマチックトランスミッションが選択可能だ。直列6気筒ターボエンジンを搭載し、382hpと368lb-ft(499Nm)のトルクを発揮する。
日本仕様の「A90 ファイナルエディション」の場合、エンジン出力を387psから441psへと大幅に向上させているが、米国向けでは、エンジン強化は行われない。
GRスープラMkVファイナルエディションの標準装備の性能特性には、ダブルジョイント式マクファーソンフロントサスペンションとマルチリンク式独立リアサスペンション、スポーツ調整された電動パワーステアリング、デュアルリアエキゾーストアウトレットが含まれる。全モデルに、GRスープラの後輪駆動プラットフォームの最大のグリップを実現するミシュランパイロットスーパースポーツタイヤが装着されている。
また「GT4スタイルパック」オプションは、2025年秋から販売開始予定で、2つの新しい専用マットカラー「バーンアウト」と「アンダーカバー」が用意される。
2026年モデルのGRスープラは、2025年春にトヨタ販売店に到着する予定だ。このモデルをもって第5世代GRスープラの生産は2026年春に終了する。