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トヨタの燃料電池車『ミライ』、米国は1グレードに集約
トヨタ自動車は、水素燃料電池車『MIRAI(ミライ)』の2025年モデルを米国で発表した。2025年モデルは、「XLE」の1グレードのみとなる。
ミライは、車載タンクの水素と外気から取り込んだ酸素を利用して電力を生成する燃料電池自動車(FCEV)。走行時にCO2を排出せず、環境への負荷を低減しながら、利便性を損なわないのが特徴だ。米国環境保護庁(EPA)の推定走行距離は402マイル(約647km)に達する。
2025年モデルは、XLEグレードのみの展開となる。標準装備として、パノラミックビューモニター、自動ブレーキ付きフロント・リアパーキングアシスト、フロントシート足元照明、デジタルキー機能、デュアルトーンのヒーター付きドアミラーなどが追加された。
安全面では、運転支援技術パッケージ「トヨタセーフティセンス3.0」を引き続き標準装備した。ドライバーの安全運転をサポートする様々な機能が搭載されている。
2025年モデルのミライは、今春に米国市場で発売される予定。現地ベース価格は5万1795ドル(約776万円)となっている。