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日産、7人乗りミニバンと5人乗りSUVをインド投入へ…年間10万台の販売めざす

  • 《photo by Nissan》
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日産自動車のインド部門は、インド市場向けに開発を進めている新型2車種の詳細を発表した。

日産はインド事業の拡大を目指し、製品ラインナップの刷新を進めている。BセグメントMPVとCセグメントSUVの2つの新製品を投入する計画で、これは既存のB-SUVセグメントでの『マグナイト』の成功を足がかりとしたものだ。

Bセグメント向けの新型7人乗りMPVは2025年度に発売予定で、インド市場向け製品ポートフォリオに新たに加わる。価値を重視する顧客向けに、比類のない価値、品質、快適性を提供する。日産独自のデザイン哲学に基づいた力強いスタイリングが特徴で、全ての座席で快適性を確保しつつ、運転の楽しさも損なわないよう設計されているという。

続いて2026年度初めには、Cセグメント向けの5人乗りSUVが登場する。この新型C-SUVは、セグメントに革新をもたらすことを目指して設計されている。最新の独自技術を搭載し、機能満載になる予定だ。デザインは日産の最上位SUV『パトロール』からインスピレーションを得ており、日産SUVの真のDNAを体現するという。

日産はインド顧客向けに、2026年度までにB/CおよびD-SUVセグメントで4製品を揃える計画だ。

日産は、インドでの国内販売と輸出の両方で年間10万台という野心的な目標を掲げる。この目標を支えるため、両新製品をチェンナイのアライアンス合弁工場で現地生産する。これにより、国内市場と海外市場の両方に対応する世界基準の車両製造が可能となるとしている。