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ベントレー『ベンテイガ』、愛好家のための世界20台「アペックスエディション」納車開始

  • 《photo by Bentley》
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ベントレーは、SUV『ベンテイガ』をベースに、マリナーが世界で20台のみ製作した「アペックスエディション」の納車を開始した。

長年のベントレー愛好家であり、コレクターでもあるマーク・キング氏に、この車両が引き渡された。キング氏の新しいベンテイガは、2023年に彼が入手した『ル・マン・コレクション コンチネンタルGT』と同じカラーリングとトリムで仕上げられている。この車両は、ベントレーが73年ぶりにル・マン24時間レースで優勝してから20年を記念して作られたものだ。

アペックスエディション・ベンテイガは、ベントレーのSUVラインナップの中でもスポーティなフラッグシップモデル、「ベンテイガS」をベースにしている。4.0リットルV8ツインターボエンジンは542hpを発揮し、0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は290km/hに達する。

さらにアペックスエディションでは、22インチのカーボンホイールを採用し、44kgの軽量化を実現。これにより、ステアリングの俊敏性が向上している。また、カーボンセラミックブレーキを装備し、強力で衰えないブレーキング性能を実現している。

キング氏は北アイルランドを拠点とし、高性能車の情熱的で知識豊富なコレクターだ。彼のガレージには『ベンテイガ スピード』、希少な『コンチネンタルGT3-R』、『コンチネンタル フライングスパー』などが揃っており、全て日常的に使用されているという。