注目の自動車ニュース
盗難ワースト1の『ランドクルーザー300』、商品改良での防犯強化に期待の声
トヨタは『ランドクルーザー300』の一部改良モデルを発表した。今回の改良では、安全性向上や利便性の強化に加え、盗難防止機能の大幅な向上が図られている。ランドクルーザーは依然として盗難ワースト1の状況が続いており、今回の対策がどこまで効果を発揮するか、SNSでも注目が集まっている。
ランドクルーザー300の今回の改良では、12.3インチまたは7インチのTFTカラーメーターを採用し、視認性や情報表示の利便性が向上した。さらに、全グレードに8インチディスプレイオーディオが標準装備され、上位グレードでは12.3インチディスプレイも選択可能となった。また、ディーゼルエンジン車は排出ガス規制(RDE)に適合し、環境性能も向上。安全面では、衝突被害軽減ブレーキの強化やサイバーセキュリティ対応が施され、より安心して運転できる仕様となった。
ランドクルーザー300のボディサイズは、全長4985mm、全幅1980mm、全高1925mm。ホイールベースは2850mmで、高い安定性と悪路走破性を実現。パワートレインは3.5リットル V6ツインターボガソリンエンジン(415ps/650Nm)と3.3リットル V6ディーゼルターボエンジン(309ps/700Nm)の2種類を用意し、トランスミッションは10速ATを採用。
駆動方式は全グレード4WDで、電子制御Kinetic Dynamic Suspension System(E-KDSS)を搭載し、悪路での走破性を向上させた。燃費性能はガソリンモデルで約7.9km/リットル、ディーゼルモデルで約9.7km/リットル(WLTCモード)。
そして盗難防止機能の大幅強化が今回の改良の目玉といえる。スマートフォンアプリ「My TOYOTA+」を使用して車両の始動をロックできる「マイカー始動ロック」機能が、トヨタ車として初めて導入された。また、スマートキー所持者の位置を高精度に認識し、車両付近にいない場合のドア開錠やエンジン始動を制限する「スマートキー測距システム」も全グレードに標準設定。さらに、指紋認証スタートスイッチも全グレードに標準設定されている。
X(旧Twitter)では、「マイカー始動ロック期待ですね」「トヨタの勝利なるか、それとも窃盗団が勝利するか」「改良でセキュリティ向上してる」「今後もイタチごっこではあるだろうけど、盗難が減ったらいいよ」など、盗難対策に期待する声が多く上がる。
また、「ナビ全画面表示とHDMI装着は地味に嬉しい」「改良ってそこまで値段上がらないのね」と改良内容を喜ぶコメントも見られた。
一方で、今回の改良新型発売後も受注停止は継続する。ランドクルーザー300は国内外で人気が殺到しているため生産が追いついていないためで、トヨタは「日本国内におきましても、多くのお客様にご納車をお待ちいただいている中ではございますが、最大限生産のうえ、少しでも早くお届けできるよう尽力して参ります」としている。
これに対しては「買えん車もうええって」「このクルマがお客さまのもとに届くことがあるのだろうか」「注文停止状態はそのままかい」など厳しいコメントも飛び交っていた。