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フィアット『グランデ パンダ』、スペイン女性誌で「最優秀シティカー」に選出
フィアットは、新型コンパクトカー『グランデ パンダ』が、スペインで開催された第13回モーターアワードにおいて「最優秀シティカー」に選ばれたと発表した。この賞は、マドリードにあるボセントの本社で行われ、スペインの女性誌『Mujer Hoy』が主催している。
グランデ パンダは、コンパクトなデザインに革新的なアイデアと実用的なソリューションを詰め込んだ電気自動車およびハイブリッド車として高く評価された。この賞は、スペインの自動車業界で権威ある賞の一つで、女性の視点から様々な車種の性能、特徴、デザイン、実用性を評価している。
トリノにあるフィアットのデザインセンターで設計されたグランデ パンダは、1980年に登場した初代『パンダ』の実用性を受け継ぎつつ、イタリアンデザインと現代的な機能性を融合させている。環境への配慮も特筆すべき点で、リサイクル素材を積極的に使用している。例えば、飲料用カートンから再生されたアルミニウムやプラスチック部品を青色のプラスチック内装に使用し、ダッシュボードには竹繊維を含む持続可能な繊維を採用している。
車体サイズは全長3.99m、全幅1.76m、全高1.57mとコンパクトながら、革新的で実用的なアイデアが随所に盛り込まれている。特に電気自動車モデルには、統合型スパイラル充電ケーブルを採用。このケーブルは最大7kWのAC充電に対応し、ボンネット下に収納されるため、トランクスペースを確保しつつ、日常使用での取り扱いや清掃が容易になっている。さらに、車両後部には11kWと100kWの充電ポートも備えている。
グランデ パンダは、多様なニーズに応える手頃で環境に優しい都市型車両として、国際的な評価を得ている。イタリアンデザインと最新技術の融合が、今回の受賞につながったといえる。