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フェラーリ FXX Kエボ、公道仕様が発売!? 謎の開発車両の正体とは
フェラーリのフラッグシップモデル、『ラ・フェラーリ』をベースしたレーサー『FXX K』。その進化系である『FXX Kエボ』のプロトタイプが、突如ニュルブルクリンクに出現した。この車両の正体は…?
2017年10月に公開されたFXX K/エボは、わずか32名の限られた顧客のために少量生産されたサーキット走行専用車だ。プロトタイプが昨年9月にも目撃されているが、迷彩パターンが異なっており、別の開発車両とみられる。しかし、現行FXX-Kエボとの変化は見られず正体は謎だ。
調べを進めると、2つの可能性があることがわかった。1つは、改良新型プロトタイプだ。現行モデルでは、ラ・フェラーリの6.2リットルV型12気筒ガソリンエンジン+HY-KERSを搭載。レース用にブーストアップし、最高出力1050psを発揮する。改良型では、さらなるチューンがされ、エアロダイナミクス性能を向上。最高速到達時のダウンフォースは1000kg程度が予想される。
もう1つの可能性は、一般公道仕様のロードカーとして発売される可能性だ。ベースのラ・フェラーリは、システム全体で最高出力963psを発揮するが、エボでは1000ps超えとなり、0-100km/h加速は3秒以下となるだろう。この場合、超レアな限定モデルとなることは間違いなく、プレミア価格の高騰が予想される。
いずれにしても、2019年内に何らかの発表がされる可能性がある。