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EVで復活のルノー『5』、特別仕様「ローランギャロス」が登場 テニス界に敬意

  • 《photo by Renault》
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ルノーは、新型EVのルノー『5 E-Techエレクトリック』の特別仕様「ローランギャロス」の受注を欧州で開始した。ルノー5 E-Techエレクトリックの最上位グレードとして位置付けられている。

ローランギャロスは、テニスの世界とローランギャロス大会への敬意を表したエレガントでスポーティなデザインが特徴だ。ボディカラーは4色展開で、アークティックホワイト、ミッドナイトブルー、ダイヤモンドブラック、そして専用のマットカラーのシャドーグレーが用意されている。これらの色調は、サテンクロームのルーフラインや、専用デザインの18インチブラックダイヤモンドカット「エレクトロ」アルミホイールと調和している。

内装も特別仕様となっており、専用のライトグレーの内装材が使用されている。この素材は、スポーツウェアと内装材の中間的な特徴を持ち、密度が高く細かいグラフィック織りが施されている。さらに、フロントシートの背もたれには熱エンボス加工でローランギャロスのロゴが刻印されている。

パワートレインは52kWhバッテリーを搭載し、WLTPモードでの航続距離は最大405kmとなっている。110kW(150hp)のモーターと組み合わせることで、都市部での走行だけでなく、週末や休暇での長距離ドライブにも対応できる性能を実現している。

ルノー5 E-Techエレクトリックは、フランス北部のドゥエーにあるアンペアの工場で生産されている。この工場は、ルノーのEVプロダクション拠点「エレクトリシティ」の一部を構成している。