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メルセデスベンツ『CLA』新型を正式発表、初のEVは航続792km
メルセデスベンツは、新型『CLA』をイタリア・ローマでワールドプレミアした。新型CLAは、あらゆる面で前モデルを上回る性能を実現している。
最大の特徴は、メルセデスベンツ独自のAI強化オペレーティングシステム「MB.OS」を全面採用した点だ。新世代MBUXは、人と車両の直感的な対話を可能にし、パーソナライズされた体験を提供する。自動車業界で初めて、マイクロソフトとグーグルのAIを統合したシステムとなっている。
新型CLAには、EVを初めて設定する。革新的な800V電気システムと新しいバッテリー技術により、充電時間を大幅に短縮した。「CLA 250+」(EQテクノロジー搭載)は、10分間の充電で最大325kmの走行が可能だ。最大航続距離は792kmに達する。
デザイン面では、イルミネーション付きラジエーターグリルや星型のデイタイムランニングライトなど、アイコニックな要素を取り入れた新時代のデザインを採用。インテリアには、オプションで全幅のMBUXスーパースクリーンを搭載し、美しさと機能性を両立させている。
持続可能性にも配慮し、前モデル比でカーボンフットプリントを40%削減。熱可塑性プラスチックのリサイクル材使用量を4倍に増やし、シートや床材にもリサイクル素材を積極的に採用している。