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VWのキャンピングカー『グランドカリフォルニア』が内装刷新…最新デジタルコックピット採用
フォルクスワーゲン(VW)は、キャンピングカー『グランドカリフォルニア』の改良新型を欧州で発表した。改良新型は内装を刷新し、最新のデジタル技術を採用することで、使い勝手と快適性を大幅に向上させている。
グランドカリフォルニアは、『クラフター』をベースに開発された大型キャンピングカーだ。広々としたインテリア、フル装備のキッチン、ウェットルーム、快適な寝室を備え、あらゆるアウトドアアドベンチャーに対応できる設計となっている。
改良新型の最大の特徴は、最新のダッシュボードとデジタルコックピットを採用したことだ。10インチの新型インフォテインメントシステム(オプションで12.9インチに拡張可能)が標準装備され、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応したApp Connectを搭載している。
リビングエリアには、キャンピング機能を制御する5インチの縦型タッチスクリーンが新たに設置された。これにより、補助暖房や雰囲気照明などの操作が容易になった。さらに、新たに導入されたカリフォルニアアプリを使用すると、スマートフォンから車両の状態を確認したり、各種設定を行ったりすることができる。
エンジンラインナップも更新され、最新のユーロVI HD排出ガス規制に適合している。前輪駆動モデルと4MOTION全輪駆動モデルの両方に、出力163ps、トルク410Nmの2.0リットルTDIエンジンが搭載される。